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日向ぼっこ日記

東間 侑のちょっとした日記です。

2018-11

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小説練習 1日目

とりあえず、リハビリ、色んな文章を試して思い出してみる。

リハビリ用の超短編小説。

タイトルは 『漆黒の瞳に映るモノ』 第1話『漆黒の瞳を持つモノ』

「や、やめてくれ、金ならいくらでもですぞ!」

大の男が床に腰を落とし、額に大玉の汗を浮かべながら、震えた声で言った。
床にはいかにも高級そうな赤い絨毯がひかれ、大理石の柱の立つ部屋の壁には、多くの著名な画家達が描いた名画がまるで美術館の様に並べられ飾られている。
その中央に二人、先ほどの男と、全身黒ずくめで手に大きな回転式拳銃を持った人物。

「なぁなんとか言ってくれ!いくらだいくらほしいんだ!」

小学校の体育館ほどの広さがありそうな空間に男の声がコダマしている。
男を見下ろすように立っているもう一人は、まるで男の言葉は全く聞こえていないように何も答えない。全身一体型のスーツは頭もすっぽり覆っていて、表情すら伺うことは出来なかった。

ガチャリ!

まるでそれが返事のように、黒ずくめは回転式拳銃の撃鉄を起こす。

「まて! まってくれっ!頼む! 命だけはっ!」






男の言葉を、渇いた音が飲み込んだ。男はのけ反るようにして床に倒れ、小刻みに震える、黒ずくめはその男に更に2発銃弾を浴びせると男は完全に動かなくなった。

黒ずくめは辺りをさらりと見回したのち、きびすを返し、真後ろにある扉から、部屋を出た。
そこは部屋内とは打って変わって飾り気がなく、コンクリートの壁に配管や配線が剥き出しの長い通路だった。間隔を空けて蛍光灯が設置されているが、電気は入っておらず、かなり暗い。廊下の先に曲がりかどがあり、そこからうっすら明かりが挿しているのみだ。黒ずくめはその中を迷うことなく進む、角を曲がるとそこには階段があった。
そこを上がると、繁華街の喧騒が近い裏路地の一角にでた。

「終ったか?」

入口をでてすぐの扉の脇に今度は黒いスーツを着て、サングラスをかけた長身の男がたっており、出て来た黒ずくめに声をかける。
黒ずくめはその問いにこくりと頷くだけで返した。

すると男はスーツの内ポケットから白くパンパンにモノの詰まった封筒を取り出すと、それを黒ずくめに差し出す。

「言われたとおりの金額、全て新札だ。残りは口座に振り込んだ」

スーツの男はそれだけいうと、手にした携帯から電話をかけつつ、階段を降りていった。

黒ずくめはそれを背中で確認すると、後ろ手で扉を閉め、首の後ろにあるファスナーと取っ手に手をかける。
ジジジジと言う音と共に首の周りに沿ってファスナーが開いていった、全て開き切ったところで、黒ずくめはゴーグルごとスーツを剥ぎ取った。

とたん、ふわりと長い黒髪が重力に引かれて垂れた。少女だった。それもまだずいぶん若い。
その髪の合間から覗く、真っ黒な瞳には鈍い光りが宿っている、虚ろな瞳のその少女は剥ぎ取ったスーツの頭部分に提げていたハーネスを包み込むと、その場を後にした。

1話終わり


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暇な時間を見つけて、ケータイでうっているので、1話の長さはこれぐらいが限界かも・・・。
とりあえず、誤字脱字も含めて、気づいたことがあればコメントお願いします。
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テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

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